お墓の工事をする際にどれくらいの期間が必要になるかご存知ですか?当社では通常契約からお引渡しまでおおよそ1か月半はかかりますとお話しさせていただいております。この1か月半の間には、石材の加工や字彫リ作業、基礎工事や建立工事などの作業時間が含まれます。見積りをとって検討する時間は含まれていません。お盆やお彼岸などに間に合わせたい場合は逆算して考えると早めに検討を始めないと、考える時間を十分に持てずバタバタと決める・・・なんて事になりかねないですね。
お墓の見積りを作成する時にまずやる事。それは墓地の大きさや立地条件などを実際に把握する事があげられます。また、お墓の建て替えなどの場合は今のお墓の大きさなどを把握する必要があります。なぜか。それはどれくらいの基礎が打設できるのか、車輌はどんなものが必要なのか、どのくらいのお墓の大きさが建てられそうなのか、撤去するものの量はどれくらいになるのかなどをふまえ、設計・計算する必要があるからです。この現場を実際に見て計測するという作業が行われない限り、設計や見積りはできません。
仮にこの作業前にお墓を選ばれても、実際にその区画にその大きさのお墓が入らない可能性もありますし、逆に敷地が大きすぎてお墓が小さく見える場合など見映えに影響がも出てくるかもしれません。簡単に建て替えができるものではないからこそ、確実にステップを踏んで検討する事を強くお勧めします。
季節を利用して検討の時間を多く持つ方法があります。
翌春以降にお墓の工事を検討している場合は、雪が降る前に石材店に墓地計測を済ませてもらい、冬の間に設計・検討をする方法です。墓地さえしっかり計測して置けば、そこから先の話はいくらでも進める事ができます。時間もあるので、じっくり考える事も出来ますし、再設計などの時間も多くとれます。私たちの住む地域は11月の中旬以降から4月中旬までは雪の季節になるので、11月中旬までに墓地計測をすると、雪の季節を検討の時間にあてる事ができます。雪がいったん積もると計測は不可能です。
お墓は決して安いものではなく、代々継承していくものなのでご家族でよく話し合って検討してほしいと思います。私たち石材店としても可能な限りお客様のご要望を取り入れ後悔しないお墓づくりを提案したいと思いますので、何回か図面などのやり取りが必要になると考えています。ですので、お客様と石材店とでやり取りの時間が十分に持てるこの季節を利用した検討の方法はとても有効な方法だと思います。
検討時間が多ければ、お寺様などとも開眼法要の時期なども余裕をもって相談できますし、その日程に合わせた工事の日程を組むことも可能です。金額の面でも、この業界は石材の価格は2月~3月くらいに新しい単価になりますので、その前に見積りをとる方がお得になる場合もありますね。
来春以降にお墓工事を検討されるお客様は、季節を有効に利用し、検討してみてはいかがでしょうか。
お墓の建て替え・リフォーム・洗浄や墓じまいなどお墓に関するお悩みは、いつでもお気軽に高見石材へご相談ください(^^)/スタッフが親切丁寧に対応いたします。
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