お墓基礎知識お役立ちコラム

ちょっとややこしい石の大きさを表わす単位 尺寸分 

石材店へ行った際に 8寸 9寸 10寸 とか記載されているのを見たことがありますか?

若い世代の方からしたら、何のこと????と思われても仕方ないかと思いますが、石材業界では石の大きさを表わす時に、メートル法ではなく『寸』『尺』『分(ぶ)』などの尺貫法を用いています。昔は大工さんや左官屋さんも同じ単位を使っていましたが、今はほとんどメートル法でお仕事をされているようです。

 

ちなみに1尺=10寸=100分=約303mmです。

 

最近はスマホのアプリでも単位変換するものがあるみたいですが、どうやら有料らしいですね💦

困ったときは電卓片手に、記載されている数字が10寸であれば10×30.3をしてみてください。303となると思います。つまり10寸(1尺)は303mm(30.3cm)となります。

 

….やっぱりわかりにくいですね(-_-;)慣れないと本当にわかりにくいのです💦

弊社では、図面を引く際は尺貫法のあとに( )の中にメートル法にした場合の単位も入れてお渡ししています。その方がお客様もイメージしやすいと思いますので。

また、石材加工でもメートル法の数字で切削可能です。

 

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