こんにちは。新潟県小千谷市の高見石材です。2月になりました。まだまだ当地は寒いですが、立春も過ぎ暦の上では春になりました。
今日は『両家墓』についてご紹介したいと思います。
以前であれば○○家のお墓として一家に一基あったお墓。ですが近年は少子化の影響で『両家墓』を選択する人も増えています。
両家墓というとどんなものをイメージしますか?
両家墓とはお墓の形やデザインのことではありません。例えば、一人っ子同士が結婚した場合、今までであればお墓を2個管理しなければならなっかものを、お墓を改装する段階で両家のご先祖様が入れるようにしたものを両家墓などと呼びます。両家で1つのお墓に入るイメージです。
このような場合、お墓の正面の文字は好きな言葉を選んだり、和型であれば○○家など家名は入れないことが多いです。家紋も両家の家紋を花立に一つずつ入れることが多いです。納骨室も1つの納骨室を両家で使用する、もしくは設計の段階で納骨室を2つ設けることも可能です。後者は新潟県が『散骨で納骨する』地域であり、墓地が比較的大きいからできることかもしれません。
最大のメリットはお墓を2つ維持管理しなくてもいいことでしょうか。
永代供養墓・樹木葬など選択肢が増えた現代ですが、実はお墓を持ちたい・お墓があったほうがいいという人のほうがまだ圧倒的に多いそうです。
以前であれば『こうでなければならない』という概念が強く、考えられなかった事でも様々な選択が可能になった現代。だからこそご自身のニーズにあったお墓のスタイルを模索することも当たり前になりました。遠慮なく相談してほしいと思います。
もし、私がお墓を改装するなら絶対このスタイル。
実際に私の家も、祖父の苗字、父の苗字、私の苗字、すべて違うのです。今は祖父の家と父の家のお墓を全員で管理しています。
この仕事をしているから管理もできますが、自分が年を重ねたらできるかな?と、お盆のお墓掃除の時に考えてしまいます。いずれはお墓を1つにしなければならない時が来るのかもしれないなぁと思います。いろいろな意見もあるかもしれませんが、家族なんだから一つの場所でいい、すべてのご先祖様あっての今の私・・・と思っています。
弊社ではお客様のニーズをふまえ、お客様とともに理想のスタイルを作っていきます。
ぜひお気軽にご相談ください(^^)