感謝の気持ちを伝える言葉『ありがとう』

徒然日記

こんにちは。新潟県小千谷市の高見石材小千谷店です。

今年もあとわずかになりました。この時期になると、今年一年の感謝を伝える機会も増えるため、普段よりも多く『ありがとう』という言葉を使いますよね。

普段何気なく使っている『ありがとう』という言葉。語源は仏教に由来するとも言われています。

『ありがとう』は漢字で書くと『有難う』が由来とされています。有難うという言葉は『有る』ことが『難しい』と書き、文字どおり『あり得ないこと』を意味していましたが、転じて『めったにないことを感謝する』という意味でつかわれるようになりました。

仏教に由来するもとになる話として『妄亀浮木(もうきふぼく)のたとえ』があります。

目の見えないウミガメが百年に一度だけ海面に顔を出す。そのとき広大な海に浮かんでいる1本の丸太の小さな穴に頭を入れることはないと言っていいほど難しい。しかし、それ以上に人間に生まれる事おや仏教の教えに出会うことは奇跡で有り難いことだ、と説いています。

そんな、めったにないことへの感謝の想いを言葉にしたのが『有難う』です。これは元々、神や仏に対してのみ使われていた言葉ですが、今日では日常的に使われています。

そんな由来を知ると『ありがとう』と伝えるのはもちろんですが、『ありがとう』を少しでも言ってもらえる行動を意識するのも大切なのかもしれませんね。

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