こんにちは。高見石材です。
2月も残すところあと数日です。本来少しづつ暖かくなる季節ですが、今年はここにきて大雪に見舞われています。本社のある津南町では積雪4メートル越え。写真は津南加工場の近くの様子です。なんだか絶望的積雪量、、、、5月くらいまで雪あるんじゃないの？？？と思ってしまいます。
さて、皆さん、雪の重みはどのくらいあるかご存知でしょうか？
1㎥で約300ｋｇと言われています。新雪で約150ｋｇ。根雪だと約500ｋｇだそうです。4メートルの積雪だと、1㎡の土地に1.2ｔの重量がかかっていることになります(*_*)春になるにつれ、雪は重くなる一方です。
ということは、雪国ではお墓にもそれだけの重量（負荷）がかかっているという事になります。
ただでさえ重い石に雪の重み、さらに雪は解けていく時に物を引っ張りながら溶けていくという特性がありますので積雪の多い地域ではいかに丈夫に作る必要があるのかをご理解いただけると思います。
私たち高見石材では雪に強い構造、雪国に適したお墓づくりをしています。平成16年の中越大震災も経験しましたが、雪に強い構造は地震にも効果的でした。
お墓選びの際に、石やデザイン、価格だけで決めるのはとても危険だと思います。お墓の建て方に基準やルールはありません。石材店によって建て方や構造はそれぞれ違います。施工の仕方も全く違います。またそういった部分というのは完成してしまうと目に見えない部分です。
お墓選びの時は、お墓の建て方、構造、、、自社で責任をもって工事をするのか？下請け業者が工事をするのか？そういった部分もお店にしっかり聞くことをお勧めしています。もちろん、弊社にお越し下さったお客様にはお墓の構造についてのお話をしっかり説明させていただいております。
地域の特性をふまえ責任をもってお客様の想いのこもった一生に一回のお墓づくりのお手伝いをさせていただいております。お墓のご相談などお気軽にご相談くださいませ。
週末からは暖かくなる予報。屋根の雪下ろし、除雪作業は事故やケガのないように気を付けましょう。そして雪崩の危険もありますので、危ないところにはいかないようにしましょう。
それにしても、もう雪はいらないなぁ。早く消えないかなぁ。
