暑い夏、造花もアリ?

徒然日記

こんにちは。新潟県小千谷市の高見石材です。

8月に入りました。連日猛暑が続いていますが、明日からは数日雨の予報。恵みの雨となってくれるといいのですが、、、。

 

さて、毎年夏が近づくと、お墓参りに出かける機会が増えてきます。8月にはお盆、そして9月には秋のお彼岸と、ご先祖様を供養する大切な行事が続きます。
供養と言えば、お花とお線香、そしてロウソクに火を灯してお供えするのが一般的ですが、夏の厳しい暑さの中では、生花をお供えしてもすぐにしおれてしまい、せっかくの気持ちが長く持たないこともしばしばです。炎天下にさらされたお花が数日で枯れてしまうと、見た目にも寂しい印象を与えてしまいますが、頻繁にお花を替えに行くのは負担に感じる方もいるでしょう。

そんなとき、選択肢の一つとして「造花(アーティフィシャルフラワー)」を取り入れてみるのもおすすめです。近年では技術の進歩により、造花のクオリティが格段に向上しており、ぱっと見ただけでは本物の花と見間違うほどの精巧な作りのものも多く見られるようになりました。特に仏花として作られた造花は、色合いや形に工夫が凝らされており、お墓の雰囲気にもよくなじみます。

さらに、造花であれば暑さや風雨にも強く、長期間美しさを保つことができるのも大きな利点です。お墓が遠方にあり、頻繁に訪れるのが難しいという方にも、安心して使えるアイテムと言えるでしょう。
また、造花の種類も豊富で、季節に合わせた花を選ぶこともできるため、見た目にも変化をつけながらご先祖様に思いを伝えることができますよ。

最近では、花だけでなく果物やお団子、好物を模したキャンドルや、香りつきのろうそくなども登場しており、お供えのスタイルは多様化しています。これらのアイテムを上手に活用することで、暑い時期でも楽しく美しいお墓参りが出来ます。大切なのは、形式よりもご先祖様を想う気持ちです。暑さや生活スタイルに合わせて、無理のない範囲で心を込めた供養を行うことが、何よりも大切なのではないでしょうか。この夏は、こうした新しいスタイルを取り入れてみるのも一つの方法かもしれません。

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