大切な家族 ~ペットのお墓事情~

お墓のこと 徒然日記

こんにちは。ずっと雨が続いていたので今日の晴れは、雪降り前の貴重な晴れ間でしたね。
来週からは雪予報です。寒くなりますね・・・

 私の家では、私が生まれる前から犬や猫がいて、思えば親元を離れるまで動物がいなかったことはない生活でした。
今は猫3匹と暮らしています。にぎやかな生活ですが、たくさん癒されています。
彼らの食べ物も昔と比べるとずいぶん様変わりしました。カリカリはもちろんですが、猫を夢中にさせる『ちゅーる』。あれさえあればどんなに騒がしくしている猫たちも、ちゅーる食べたさにすっかりいい子になるのです。ちゅーる…素晴らしい✨
我が家では昔は、煮干しが定番で、ご飯もカリカリではなく猫まんまだったような・・・。今はペットたちも大切に飼われていますね。
私のようにペットと暮らしている方も多いのではないでしょうか?
健康で長生きしてほしい。ただ、やはり人間よりも寿命が短い彼ら。いつかはお別れするときが来ることも覚悟しなければいけませんね。

仕事柄、ペットのお墓や供養墓を建てることもあります。ある寺院さんのペットの供養墓は、小さい石に名前や亡くなった年月日、年齢等を彫り、そこに大切なペットが眠っている証として残す事ができます。その字彫りをさせていただく機会があるのですが、亡くなった年月日を見ると、今年やつい先日に亡くなったのではなく、ずいぶんと前の年月日が記されていることがとても多いです。
以前住職さんにお聞きした際に、ペットの遺骨を骨壺に入れてご自宅においてまま、どうしたらいいかわからず何年そのまま過ごしている人が多いんですとおっしゃっていました。田舎で家の敷地が広ければ敷地内に埋葬する事も出来ますが、街中ではそれすらできない現実があります。
今はお寺さんなどにペットのお墓があることが多いので、もしそのような事で悩んでいらっしゃる方がいましたら、身近なお寺さんに問い合わせてみてはいかがですか?行政によっては、市町村単位でペットのお墓の運営をしている場所もあるかもしれません。

もちろん遺骨を手放すのは辛いことだと思います。気持ちの整理がついてからでよいと思います。私がそのような場面に会う事があったとしても、やはりしばらくは悲しみから抜け出せないと思います。姿が違うだけで、大切な家族ですから。
ちなみに私の家の猫たちは、お寺出身なので、そのお寺さんのペットのお墓にお世話になる予定です。

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