こんにちは。新潟県小千谷市の高見石材です。9月が終わろうとしています。周りを見ればいつの間にか稲刈りが終わり、そばの花が白く可憐に咲いています。
お彼岸明けから『墓じまい』作業が続いています。先日はワイドショーでも特集を組まれていた『墓じまい』ですが、準備期間は数か月かかります。
- 家族・親族で墓じまいについて話し合う
- 菩提寺の住職さん・霊園の管理者に墓じまいをしたいことを伝える
- 石材店に墓じまいの見積りをとって業者を決める
- 墓じまい後の遺骨の受け入れ先を探す
- 行政窓口で改葬許可申請をする
- 菩提寺の住職さんに閉眼供養(開眼戻し)をしてもらう
- 墓じまい工事をする
- 遺骨を新しい受け入れ先に納める
ざっとの流れは上記になりますが、検討し始めてから工事をするまでに時間がかかる人と、そうでない人がいます。それは墓じまい後の遺骨の受け入れ先がスムーズに決まるか、決まらないかで大きく異なるようです。
地方で墓じまいを検討される方の多くは、菩提寺の『永代供養墓』や『納骨堂』を利用される方が多く、皆さん比較的スムーズに話が進んでいるようです。
しかし、遺骨を地方から現在お住いの都市部へ移動する場合、なかなか受け入れ先が決まらないケースもあります。先祖の遺骨を受け入れてもらえない、樹木葬を検討したものの先祖の人数が多く(遺骨が多く)収納しきれない、地方より都市部は価格が高額となる、、、などが理由です。
都市部は行政の霊園であっても2親等以上の遺骨は受け入れないなどの決まりがあるケースもあります。そのお寺・霊園ごとに規約が異なりますので、ご自身の希望にあう場所を見つけるのに時間がかかるのです。
地域によって遺骨の納め方や費用も異なると思いますので、計画的に検討されることをお勧めしています。