こんにちは。新潟県小千谷市の高見石材です。9月に入りました。朝晩はだいぶ涼しくなりました。小千谷市では早くも稲刈りが始まっています。
『終活』という言葉が広く聞かれるようになりました。その背景には、人生の最後は自分の望むように迎えたい、周囲に迷惑をかけないようにしたいと考える人が増えていることがあるのでしょう。『終活』のひとつとして、今回は『エンディングノート』について取り上げます。
『エンディングノート』とは、人生の最期を迎えるにあたり自分の希望を記しておくものです。
たとえば延命措置についての考え、葬儀形態の希望(呼んでほしい人リスト)、財産の名器(所有している土地や家屋、口座名や通帳と印鑑の場所)など、家族が落ち着いて供養の簿を設けられるような情報を主に記載しておきましょう。
ただ、法的に有効とされる『遺言書』とは違いますのでご注意を。
相続にかかわることなど、将来の家族関係に大きく影響しそうな事柄については、エンディングノートには残さず、法的な手続きを踏んだ『遺言書』に記しましょう。
ノートに書いて終わりではなく、役立ててもらうことが目的です。いざというときに読んでもらえるように、信頼できる人に保管場所を伝えることも忘れずに。加えて、自分の考えを、折りに触れ周囲に話しておくとよいでしょう。そうすれば、ご自分の亡き後に残されたノートの内容も伝わりやすいですよ。