~津南町と石屋~

見玉石を採掘、原石を販売

津南町は古くから苗場溶岩がもととなる安山岩が多く採れた地です。ゆえに古くから石屋が多い町でした。

石屋といっても昔は墓がメインではなく、餅臼や石臼などの製作が主だったようです。初代も終戦後、地元石材に修行に入り、その後個人で創業を始めました。

海外から石が輸入される以前は、自社採石場にて見玉石を採掘し、原石を販売していました。遠くは福島県会津まで原石を売りに行ったと聞いています。

戦後、お墓を建てる文化が急速に広まり、現在に至ります。

豪雪ゆえの頑丈な墓づくり

弊社のある新潟県中越地方は全国屈指の豪雪地帯です。
昔は雪でお墓が壊れる被害が多かったため、初代は少しでも丈夫な墓を作るとの強い思いで試行錯誤を重ねてきました。

そんな中、平成 16 年中越大震災がおきました。平成元年以降に弊社の建立したお墓のうち、約 7 割ほどの墓石は倒壊せずに、お客様に大変喜んでいただけました。

震災以降はより研究が進み、良質な材料や工法などが世に出されております。

弊社は自社で培った雪国に強い技術プラス、良いと思えるものを積極的に取り入れ、時代は変われど、丈夫な墓作りに取り組んでいます。