お墓の集団移転工事 

お墓のこと 石仕事

こんにちは。高見石材です。10月も後半。なんだかグッと寒くなりましたね。苗場山山頂は雪が降ったようです。妙高山も初冠雪したようですね。冬が近づいていますね。

さて、お彼岸過ぎからお墓の移転工事に携わらせていただいておりました。このほどようやく工事が終わり、ホッとしています。移転する前の集落にはもう人が住んでおらず、田畑や作業小屋、墓地だけが残されていました。今まではその集落出身の方々が時折集まり、墓地の草刈りなど整備作業を行っていたそうです。高齢化が進む中、このまま維持し続けるのも大変だという事で、この度菩提寺の墓地へ移転となりました。全国的に、特に地方では過疎化が進み人が住んでいない集落、今後消滅するであろう集落は非常に多いそうです。もしかしたらそういった移転のケースは今後多くなるのかもしれません。

移転を機に新しく建立されたケースです↓

最近は『次の世代、その次の世代でも掃除がしやすいように』と考えるお客様が多く、シンプルで掃除のしやすい外柵が人気です。お墓の形では今年は特に洋型が人気です。洋型は高さがないのが特徴ですが、その分パーツごとの厚さを持たせないと貧相に見えがちなので、高さは出なくてもどっしりと見えるよう設計しています。私たちの住む地域は雪も降るので、雪害に合わないためにも有効な方法です。デザインはいたってシンプルに。あまり流行りに乗らずに飽きの来ないクラシックなものを選ばれました。お墓の石種はインド産アーバングレー。温かみのある色で上品に見えます。石の質はとても硬く字彫も大変ですが、経年劣化の少ないお勧めな石です。せっかく新しく作るので少しでも綺麗な状態を保てるようにと、石材コーティングも施工しています。石の劣化も防げますし掃除もらくになりますね。

 

代々引き継がれてきたお墓を洗浄して、移設された方もいらっしゃいます。

外柵は汚れを落として組み直しました。新しい墓地が勾配地なので、基礎だけで高さが15cmほどあります。従来の外柵をそのまま建てると階段1段目が30cmになってしまうので、お参りしやすいよう階段の形を変えました。納骨口もこぶし1個分ほどしかなかったり、17年前の地震で石が欠けている部分も多かったので、上台~芝台は新しく設置。レンゲと棹石はご先祖様から代々引き継がれてきたものを洗浄して使用しました。新しい墓地にぴったりフィットなサイズ。奇跡です。とても綺麗になりました。やはりレンゲ付きの和型は立派だな・・・と改めて実感しました。

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こちらのお客様も先祖代々引き継がれてきた棹石を使用したいとのご要望でしたので、棹石を洗浄し墨入れをしました。棹石から下のパーツは、棹石を基準にバランスをとって新しく制作しています。また、お墓の隣にあった玉石。これ、実はこのお客様のお宅のものではないのです。昔のご近所さんのお墓だと語り継がれているそうで、代々お客様の家で一緒に供養してきたお墓なのだそうです。その家はもう絶えてしまったと聞いているそうですが、移転に伴いこのお墓も一緒に移動したいとのことでしたので、隣に設置しました。ご先祖様も、それを引き継いでいるお客様も、その気持ちが素晴らしいと思いました。

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皆さんご家庭ごとにそれぞれの想いがありますので、それをふまえ形にさせていただきました。大変お世話になりました。ありがとうございました。

そして墓地のあった場所は・・・・

 

綺麗に更地になりました。

お墓のこと、移転、リフォームなどご相談などありましたらお気軽に高見石材へお問い合わせください!(^^)!

 

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